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リモートワークなのに頻繁に会っている感覚があるのは一体ナゼ?【WAmazing株式会社 従業員代表さまインタビュー】

リモートワークなのに頻繁に会っている感覚があるのは一体ナゼ?【WAmazing株式会社 従業員代表さまインタビュー】

コロナ禍で一気に広まったリモートワーク。とはいえまだまだフルリモートの体制をとっている会社は少なく「働き方をイメージできない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

WAmazing株式会社はコロナ禍をきっかけにフルリモートワークに切り替え、全国各地に拠点を広げている会社です。2022年、新たに福岡に拠点を設け、人材を募集しています。探しているのはフルリモートの職種。「働きたいけどよく分からなくて不安」という方に向けて、実際にWAmazing株式会社で働く従業員の方にリモートワークのリアルについてお話を伺いました。


岸野香保里さん マーケティンググループ リーダー 三歳の男の子のママ】

木村若奈さん 地域連携グループ プランニングディレクター/制作・マーケティングチーム リーダー 中二・小四・小一の三人の子育て中のママ】 

 

≪日本が好きで、日本の良さを世界に発信したい人向きの仕事≫

―普段、どのようなお仕事をされているのですか? 

岸野香保里さん(以下敬称略):
私はマーケティンググループに所属しています。グループのミッションは、大きく分けて二つあります。一つは、自社サービスであるインバウンド旅行者向けのプラットフォーム事業のマーケティングで、温泉旅館・交通チケット・体験アクティビティ・免税商品ECなどのサイト認知拡大、販売促進を行っています。もう一つは全国の自治体様・観光DMO様から受託する地域活性事業のマーケティング部分のサポートです。

木村若奈さん(以下敬称略):
私の所属部署は地域連携グループと言って、行政受託案件業務を行う部署です。私の所属するグループは、インバウンド旅行者向けの施策を行いたい自治体様や観光DMO様向けに提出する企画提案書などの作成や、受託後から納品完了までの全体ディレクションを行っています。

今年の春から地域連携グループ内に行政受託案件の制作・マーケティングを担当する新しいチームが組まれ、現在はそちらのリーダーも務めています。

 

―WAmazing株式会社で働くことになった経緯を教えてください。

岸野:
前職では台湾に住み、インバウンドに携わる仕事をしていたので、出産後も日本で台湾に関わる仕事を探していたんです。WAmazing株式会社は台湾をはじめ、アジアの国々へ向けたサービスを中心に展開していたため、自分の希望と一致したこともあって応募を決めました。

2019年11月に中途で入社したので、コロナ禍に陥るちょうど境目くらいですね。当時はインバウンドが完全に停止し、自社サービスだけでは難しい状態で、新たに行政受託を始めるという、会社として大きく変わるタイミングでした。入社してすぐはまだ東京にオフィスが有り、私も週5で通勤していたのですが、そこからフルリモート体制に変わったというのもとても大きな変化でしたね。

 

(オフィスに勤務していた頃の様子)

木村:
新卒で入社したのは素材メーカーで、そこで人事広報として10年ほど勤務しました。その後、夫の海外赴任が決定。私自身、仕事が好きなので、辞めるかどうかとても悩みましたが、最終的には家族の状況も考慮し、退職しました。専業主婦になり、家族と共に海外で暮らしたという経験が自分の人生やキャリアについて深く考える機会になったんですね。学生時代に留学経験もあり、海外生活は好きですが、日本を出てみて「やっぱり日本が好きだな」と感じましたし、未来の子供たちのためにより良い日本を残したい、といった考えも生まれるようになりました。そうやって観光業に興味を持っていた頃、ちょうどWAmazing株式会社の求人を見て内容に惹かれ、応募しました。上の子供が中学校に上がるタイミングだったということもあり、私と子供たちだけ先に日本に帰国し、それに合わせて2021年の4月から働き始めました。

 

―WAmazing株式会社はどのような特徴がある会社ですか?

岸野:
従業員の4割は外国人で、国際色豊かな会社だなと思います。とはいえ、皆さん流ちょうに日本語を話してくれるので、社内でのやりとりはテキストも会話も、全て日本語です。ですので、言葉の面では心配いただかなくて大丈夫ですよ。

あとは、ミーティングを密に行うところも特徴かなと思います。直接集まる会議というのは機会が限られていますが、オンラインミーティングは頻繁に行われていますね。会社の制度で上司と部下の1on1が週に一回設けられていますし、チーム内のミーティングも、10分とか30分とか本当に短い時間を使ってオンライン上でサッと集まる、ということは行っています。テキストメッセージだけだと不安に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、そういったコミュニケーションの部分では困ることは無いですね。

 

木村:
海外が好き、旅行が好き、という従業員が多い印象です。海外在住経験のある方もいらっしゃいますが、その経験が無くても業務に支障はありません。「日本が好きだから日本の未来に貢献したい」という思いを持っている方が多いのも特徴ですね。

それからこれはスタートアップならではかもしれませんが、事業のスピードが本当に早い。サービス業ということも加わって余計にそう感じるのかもしれませんが、急速に変化する世の中の状況に合わせて柔軟に事業体制を変えて行くところがあると思います。

(社内ミーティングの様子)

≪リモートワークの良さは時間の自由度が高いところ≫

―リモートワークのメリットを教えてください。

岸野:
以前、オフィスに通っていた頃と比較して思うのは、学校の行事とか、子供が発熱した時など “少しだけ仕事を抜ける” というのがやりやすくなったところが良い点だと思います。弊社は社内にパパ・ママが多く、状況を理解してくれる環境があるんですよね。だから言いづらい雰囲気も無いし、皆がサポートし合い、応援し合うという空気があります。

それから、移動時間が無くなったことでその分を仕事に使うことができ、子育てでどうしても時間の制約がでてしまう私には助かります。ただ、仕事にあてられる時間が増えたり、 “退社” という考え方が無くなったりということで、いつでも仕事が出来るようになり、自分で時間のマネジメントをすることが重要になるな、ということは感じています。

 

木村:
私は夫が海外赴任したまま先に子供三人を連れて帰国したこともあり、仕事をする上で「絶対に体調を崩せない」というのが強く頭にあったんですね。通勤による感染リスクを避けたかったこともあって、リモートワークという条件がすごく重要だったんです。岸野も言っているように時間のロスも無いですし、例えば電車が止まって足止めを食うことも無いですし、通勤が無いということによるメリットはやはり大きいですよね。

リモートワークで時間を有効に使えるようになった上、家族の用事などで仕事を中抜けしても問題無く、お互い助け合う環境がありますし、すごく時間を自由に使うことが出来ているなという感覚があります。弊社は「仕事が大好き、家族も大好き」という従業員が多くて、お互いの状況をサポートし合うマインドが根付いていると思いますね。

 

≪働きたいママにとって、リモートワークは最適解!≫

―ずばり、働きたいママにWAmazing株式会社をおすすめするポイントは?

岸野:
やはり、フルリモート勤務なので時間を有効活用できるという点です。
それから、努力して成果を上げると、男女の差が無く評価されるというところです。女性が代表を務めているから、というところもあるかもしれませんが、社内の役職についても性別で差をつけることなく、そういった部分で嫌な思いをすることも無いと思います。
さらに、フルリモートではあるのですが、そこをカバーするような体制がとられているので安心して働くことが出来ます。テキストだけではなく、オンライン上の会話でコミュニケーションを取ることが出来るよう、会社としても制度を整えているように感じますね。

 

木村:
在宅とかフルフレックスといったような制度を設けている企業様は多いと思います。けれど、それが実際に機能しているのか、果たしてちゃんと使えるのか、ということを考えた時に本当に生きた制度として動いているところって少ないと思うんですよね。弊社は全員がリモートワークというところもあり、そういった部分はしっかり機能しているというのが大事なポイントですね。
加えて、最近特にママさん採用が増えてきて、社内にワーキングマザーがたくさんいるんですね。ですので、ママならではの悩みを相談しやすい環境があったり、「仲間がいる」と思えたりすることが心強いです。部署は違っても、同じプロジェクトに入ったことをきっかけにコミュニケーションを取るようになった人もいます。仲良くなった人同士、ランチタイムに声を掛け合って一緒に食事をしながら雑談したり、そういったリアルの職場であるようなことってオンライン上でも出来るんですよ。

(従業員がリアルの場で交流できる機会も)

―今後の目標について教えてください。

岸野:
弊社はスタートアップ企業で、これから挑戦することがたくさんある会社だと思っています。自分もその挑戦を支えて行けるよう、担当業務の中での成功事例を一つずつ積み重ねていくことが当面の目標です。それから、私自身、より深いマーケティングの知識を身に付けたいと思っていますので、もっと勉強する時間も取りたいです。自分が身に付けたい知識を選んでオンライン上で受講出来る、外部の研修を採り入れた仕組みや、社内チームでのミーティングでは「チームの担当分野以外のところでこんな成功事例がありました」という情報共有も活発に行われています。外からも内からも学ぶことの出来る仕組みが整えられているので、それを活用していきたいですね。

 

木村:
私は観光業に携わるようになってちょうど一年ですので、ようやく業務が一周して慣れてきた、という感覚があります。ですので、これからはこの一年の経験を活かし、より会社に貢献していきたいと思っています。また、新チームのリーダーも任されていますので、チームメンバーはもちろん、地域連携グループの皆さんがより業務を推進しやすくなるよう、体制づくりに尽力したいですね。

≪まずは動いてみる。そうすると道が開ける≫

―働きたいけれど仕事と家庭の両立に悩んでいるママに向けて一言お願いします!

岸野:
私自身、探り探り進んでいるところがあるので「こうしたらいいよ!」というようなことは言えないのですが……「悩んでるくらいだったらやってしまった方がいい」というのはお伝えしたいです! まずは動いてみたら分かることってたくさんあると思います。やっぱり、子育てしながら働くということを考えると心配な面もたくさん出てくると思います。弊社は、仕事もプライベートも精一杯、何ごともポジティブに捉えて行動する方が多いので、そういった面ではすごく刺激を受けるし、前に進むための活力を分けてもらうなんてこともあると思います。似たような状況を持って働くママもきっと見つかると思うので、そんな仲間が支えになりますよ。

 

木村:
仕事と家庭の両立で大切なことって、会社と家族の両方の理解だと思うんです。会社の理解というのは、働きやすい制度が整えられていて、それを実際に使いやすい風土があるということ。家族の理解というのは、例えばご主人であれば妻のキャリアへの理解があるのか、家事・育児の分担を行っていけるのか、といったところですね。その二つのバランスによって、ママの働きやすさは大きく変わってくると思います。弊社はフルリモートという体制が既にあるし、柔軟な働き方が出来る環境は整っています。あとは家族の理解を得られるかどうかが重要なカギになってくるのではないでしょうか。家族間で話し合って折り合いをつけて協力し合うことが大切ですよね。

 

≪会話の機会を増やすことが重要なポイント≫

時間を有効活用出来たり、柔軟な働き方が出来たり、リモートワークには様々なメリットがあります。一方で、直接対面する機会が少ないことによる孤独感や不安感といった、マイナス面も存在します。WAmazing株式会社では、リモートならではの心配事を解消するために密なコミュニケーションを行うという文化が根付いています。リモートワーク初心者でも安心して働くことが出来るのではないでしょうか。

 

文:中川文香

 

 

 

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